パロマの事とか… |
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2006ねん7がつ23にち |
湯沸かし器での死亡事故が多発したことで製造元のパロマが叩かれていますが、これってどうなんでしょうね? いくつか(7/21:ブロードキャスター、7/22:バンキシャ)を見ましたが、内容はパロマへの非難ばかり。 では、直接の原因は…と、言えば不正改造以外はなにも言われていないので、少なくとも、現時点で原因がわかっているものは、不正改造が原因だったのでしょう。 製品不良もあったようですが、それはどうも火がつかなくなるといった類のようで、直接の原因ではないように思います。 誰が不正改造を行ったかはわかりません。 不思議なことに、テレビ報道ではその点について一切触れられていないのです。 個人的には、一番責任を負わなくてはならないのは、安全装置を機能しないように改造した人(業者か、個人かはわかりませんが)だと思うのです。 車にしろ、電気製品にしろ、改造が直接の原因となって事故が起これば一番責任を取るべきなのは、改造者であることと、大きな違いは無いのではないでしょうか? それなのに、なぜその点について何も触れず、コメンテーターも何も言わない… なぜなんでしょうね? うまいことに、はっきりと「欠陥商品」とは言っていないみたい(そこまで注意して見てないけど)なのは、根本原因は別だと認識しているからでしょうかね。 原因のひとつとして、現在のマスコミの体質が「弱者を叩く」風潮になっているからではないかと思います。 現在パロマは自社製品が多数の死者を出し、その点については事実として受け止めるしかない。 つまり、立場的に弱者なのです。マスコミはそれがわかっているので、言いたい放題でパロマ叩きをしているように見えるのです。 放映では燃焼実験も行っていますが、密室で換気を行わず湯沸かし器を使えばどうなるかは、メーカーに寄らず決まっています。 どう見ても、実験と言うより、パロマを悪者にする演出としか見えません。 悪者を作って、それを糾弾する正義のヒーロー(←つまり、これがマスコミ)という図式をもつ、まるで、戦隊ヒーローもののようなエンターテイメント番組になっているように思えます。 地道に原因を追及するより、エンターテイメントとしてドラマ性を持たせた方が、多くの視聴者はよろこびますからねぇ 。 もちろん、自動車や電機製品の場合は、大切なスポンサーなので、こういう報道にはならないのですかね(ニガw さらに、このマスコミのくず体質(まぁ、おいらがマスコミ嫌いなのでこう呼んでしまうが…w)故に、大きな問題が隠されてしまっているように思えます。 つまり、排気装置が動かない事(もしくは換気が不十分な場合)による一酸化炭素中毒は、火を使うあらゆる装置(パロマ製以外のガス湯沸かし、ガスストーブ、石油ストーブ、ガスレンジなど…)で起こりうるという視点が欠如していると言うことです。 もし、今回の事件を契機に、一酸化炭素中毒の恐ろしさを啓蒙するなら、この点をもっと強調するべきだと思います。 見る側としても、十分にメディアリテラシーを意識して情報を受け取るべきですね。 この点については、本来学校などできちんと教育するべき事項だと思うのですが、そんな気配は微塵もないので、各自注意しましょうってことかなヽ(´ー`)丿 ( Top▲ )
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