第4話の補足ページ
・ パキスタン
正式国名 : パキスタン・イスラム共和国
首 都 : イスラマバード
人 口 (*) : 13,415万人
国民生産(*) : US$480−
滞在期間 : 1998/1/15〜1/23
通 貨 : パキスタン・ルピー (50Rs/USD弱)(*): データは1998年版。(財)世界の動き社「世界の国一覧表」より引用。くらげはこの「世界の国一覧表」毎年買っていますが、なかなか楽しいです。
「国民生産」は国民総生産を人口で割った物。
毎年増えた国を探すのが楽しみ(^-^)P~。
ビザってあまりピントこないかもしれませんね。(くらげもピザは好きです。特にイタリアンピザね。どうせつっこんでいるでしょ(笑)?)
パスポートは海外に出るためには必需品なので、誰でも知っているとは思いますけど。
パスポート(以下P/P)は国籍のある国(日本人なら、日本)が発行する身分証明書のような物です。
対して、visaはこれからはいる国の入場券のような物です。
visaの発給に関しては一応、その国に入国するための審査もあったりしますが、国によっては単に手数料稼ぎだったりもします。
イランはvisaを取るのが比較的難しく、また流動的な国なのです。
となりのパキスタンでは取れたり、取れなかったり、何週間も待たされたり。
その点インドで取れば5日ほどで大体取れるようです。
ちなみにパキスタン、イランともvisaをもらうためには日本大使館からの添え状が必要です。
こんなめんどくさい物なので、観光に関しては免除している国も多く、ヨーロッパなどばかり旅行していれば、取る必要はほとんどないです。
P/Pに比べてvisaの知名度が低いのも、そんな理由があります。
(なんだかんだ言っても、やっぱり海外旅行は欧米の方が人気あるみたいですね。
なんだ かんだと きかれたら・・・ やっぱり、やめとこっ(^_^ゞ )
本文でも書きましたが、デリーは汚い街です。
少なくとも、普通の旅行者が泊まるあたりは汚いです。
元々インドやネパールの人は「ゴミ箱」という概念が無く、ゴミはそこら(路上など)に捨てます。
人口密度の低い場所で有機物なら、それもいい方法なのですが、都市部に行っても同じ事をするので、道路はご捨て場と化します。
それを野良(かどうかは定かではないが)牛が拾って食べて・・・、食べればやっぱり出しますよねぇ。生き物なんだから(--;)。
そんなこともあんな事もあって、デリーは結構嫌われています。
インドは好きだけど、デリーはキライなので長居しない人なども多いです。
インドの北西にカシミールという州が有ります。
ヒマラヤ西部の山の中になるのですが、実はココがインドとパキスタンで争っている部分なのです。
大ざっぱに分ければ、かつての英領インドが独立し、その中でヒンズー教徒が多い部分がいわゆる「インド」に、イスラム教徒の多い部分が「パキスタン」「バングラディッシュ」になったわけですね。
(知らなかった!って人は高校の世界史を読み直しましょう。でも、かいて・・あるよね。)
その中で揺れたのがこのカシミールで藩主(マハラジャですね)がヒンズー、住民がイスラムという構図の中でどっちつかずになり、インド、パキスタン共に領有権を主張しています。
今は実効的にインド領になっていますが、行った人の話では、「イスラムが強く、パキスタンのような場所だった。」と聞いています。
最近講談社現代新書から「インド対パキスタン」というのも出ましたね。
シーク教徒(の男の人)の目印はなんと言っても「ターバン」です。
よく、カレーの絵などでインド人がターバン巻いていたりしますが、現在、日常町中で目にするターバン姿の人はおそらく皆シーク教徒でしょう。
かつての宮殿で仕えていた人が皆シークとは思いにくいので、歴史的にはもっと複雑だと思いますが、現在ではそれが実状です。
シークの教義については詳しくないのですが、旅行者にとっては、普通の(ヒンズーの)インド人よりちょっとだけ信用してもいいかなっ。って事です。
まあ、積極的に勧めるほどではありません。
迷ったときは、ターバン巻いている方。って事ですかね。
旅をしていると、国内、外を問わず、人との交流もその楽しみの一つになります。
インドでも、ほら、二等車の向かいの親切そうなお兄さんがジュースを分けてくれたよ。・・・!!!!
・・・?? ・・!? ・・わたしはだあれ? 財布はどこ? ・・・★!!
インドでは知らない人から飲食物をもらうのはさけるべきだと言われています。
睡眠薬などを入れられ、強盗にあうことが有るからです。
もっとも、インドに限りませんが、タダの裏には何か潜んでいる場合が多いのは事実です。
仲良くなったふりをして、家に招待された場合も同じです。
イスラムの教えでは「旅人に親切にしなさい」と言うのが有るためか、親日的な人が多いのか、イスラム圏では本当に親切な人に出会うことも多いです。
その辺の見極めは難しいし、大切なのですが、相手も口にするのを確認するのは最低限のルールですが、これだけでは安心できないし、「ボクはきらいだから」なんて言われて渡されたら、おまけ付きと見るのがインドの常識です。
国が違えば当然交通手段も変わります。
まあ、そんなに大きくは違いませんが。
パキスタンは鉄道より、バスなどの自動車の方が発達しているようです。
コーチと呼ばれるエアコン付きバス。極彩色のローカルバス。
スズキと呼ばれる乗合自動車。オート三輪のリクシャー。
どれも、きれいとは言い難いですが、インドに比べるとかなりましです。
もっとも、インドの主力交通機関は鉄道です。
この、パキスタンのローカルバスと、スズキは極彩色が命。
原色でコブラやら孔雀やら大型帆船やらいまいちワケワカなのですが、見ているだけでパワーはすごいです。
バスにはいくつもの音色が出るクラクションが装備されています(^_^ゞ。
スズキにはタイヤがボディーとこすれるくらい人が乗ります。
いやいや、たくましい物です。
トラック?当然ゴテゴテのデコトラになっています。
イスラムや中東に興味のない人でも、ラマダンの名は聞いたことが有るでしょう。
1ヶ月間飲まず喰わずで過ごすイスラムの習慣です。
と、思いこんでいる人も少なからずいるようですが、断食するのは昼間だけです。
いくら何でも、1ヶ月まるっきり飲まず食わずでは、アッラーだって助けようが無いです。
日の出から、日没まで、日中だけ断食をし、夜にはたらふく食べます。
しかし、これには例外もあり、妊娠している女の人はやらなくてもいいのです。
旅行中の人や病気の人は別の機会にすればよいので体をこわしてまで、無理することはないのです。
ましてや、ムスリム(イスラムの信者のこと)ではない我々がラマダンにつきあうことはないのですが、周りの人のことを考えると、あからさまに食事は出来ないですね。
ムスリムの人も結構こっそり人目を避けて食べているのではないかと、くらげは思っているのですけど。
世界中の至る所で日本車は大人気ですが、パキスタンだって、同じ事。
しかし、中古車しか買えないのが現実です。
何とか商店とか、あれこれ工業だの名入りの自動車も、よく見かけます。
実はこれ、正当な日本車の証なのです。
それで、日本語の入っていない自動車には、日本人からすると、なんて書いてあるか判らない日本語もどきも多く見かけます。例えば「野自動車」日野自動車が変わっちゃったんですね、きっと。しかも、字も間違っていたりします。
インドからトルコのイスタンブールまでアジアを横断するルートは、メジャーな物は一つしか有りません。
細かいところでバリエーションは組めますが、はずせない都市をつないでほぼ一本道になってしまいます。
そのためこのラインの途中では同じ人と何回も出会ったり、共通の友達が出来たりしやすいのです。
具体的に言えば デリー−ラホール−クエッタ−バム−イスファハン−テヘラン−(トルコ)ですね。
かなり個人的な事ですが、くらげの愛用しているカメラはOLYMPUSのOM−1です。(他にもあるけど。でかいのが。)
一時の何でもかんでもオートの時代から、最近はややマニュアルなども見直され始めていますが、このOM−1は完全マニュアルのカメラです。
電池無くても写真が撮れます。小さくて軽いです。
もう、ずいぶん前に生産中止になっていますが、今でもかなり使われています。
実はくらげは一度手放したのですが、やっぱりなれているせいか、他のカメラではダメなんです。重いし。
そんなわけでくらげのOM−1何年のつきあいになるかなぁ?10年は軽く越えていますね。
旅行中は暑くなく、寒くなく、雨も降らずにいい天気。
が、理想ですが、現実には無理ですね。
くらげが日本を出たのが11/9でネパールで正月になって、4月にはトルコにいましたが、そのころまでは寒くて、インド・ネパールでは、ホテルで寝袋に入って寝ることも有りました。しかし、この、モヘンジョダーロだけは暑かった。高度が低いせいだと思うけど、歩いていて、暑くていられないのだ。
このとき、多分パキスタンでは一番寒い頃。
夏なんて絶対行きたくないところです。
パキスタンとイランの国境に広がるバロチスタン沙漠。
沙漠と言っても、砂丘ではありません。
一般にイメージする「砂沙漠」は、世界でもかなり限られた場所で、普通「さばく(desert)」といえば、土漠や岩沙漠で有ることがほとんどです。
字のごとく「水の少ない場所」です。地理的には「降雨量より蒸発量が多い地域を指します。
一般に使われる「砂漠」は、「沙」の文字が常用漢字に入らないための単語です。
それで、「沙漠」は砂沙漠のイメージが出来てしまうのですね。
一種の教育の歪みでしょうか。
なんでも、「三大○○」と付けるのが日本人は好きなようで、(ヨーロッパ人は七が好きのようですね。)その一つが「三大交通地獄」(但しアジア編)一つはこのバロチスタンを抜けるルートですが、後の二つは、パキスタン−中国を結ぶ「カラコルム・ハイウェー」、ゴルムド〜ラサ(チベット)へ抜けるルートだと言われています。
今では、どのルートも道が整備されてきているのですが、
天候などに左右されるのも事実です。
くらげが12時間ほどで抜けた同じルートを、丸1日近くかかった人にも会いましたから。